オーディオ用真空管

匠の技で生み出された、唯一無二の国産品質

昨今オーディオの世界では真空管アンプの再評価が著しく、良質な真空管の需要が高まりつつあります。しかし一方で、オーディオアンプ向けの真空管は30年以上国内での生産が途絶え、ロシアや中国からの輸入に頼らざるを得ないという状況。それはそのまま国内オーディオ業界の冷え込み、ひいては”モノづくり日本”の衰退を暗示するかのように思えます。

そんな状況下、主にLED素子の製造を手がけている高槻電器工業は、創業当時ブラウン管TVの製造に「真空管」を介して深く関わってきたという自身の原点回帰であると共に”モノづくり日本”復興への思いも込め、全社挙げての「真空管プロジェクト」をスタート。半ば伝説と化したウェスタン・エレクトリックの名機を現在入手可能な材料を用いて再現するという目標を掲げ、開発に着手しました。

使用する材料を吟味し、製造プロセスの最適化を行い、存分に納得のいく高品質・高信頼性の真空管を実現する－つまり、私達が開発に際して最大限徹底し追求したのは、”妥協せずに拘り抜く”ということでした。

自社工場での製造現場では、自動装置による大量生産ではなく、訓練された技術者の”匠の技”でひとつひとつ組み立てることにしました。それは私たちが効率やコストパフォーマンスではなく、愚直なまでに、そして誠意を持ってクオリティを追求した結果なのです。

そして徹底的に追求し尽くしたパーツ構成を実現したいという私たちの思いに、現在における最高の工業技術力をもった、実に多くの日本企業がご協力くださいました。世界有数の”モノづくり日本”の総合力によって、高槻電器工業製真空管は、オリジナルを凌ぐとも劣らないエミッション特性と音質を実現する事が出来ました。

世界に誇る”Made in JAPAN”を象徴するような極上の逸品が、現代的に進化したプレミアムなアナログサウンドをご提供します。

細部に至るまで拘り尽くした究極の”TAKATSUKIクオリティ”

試聴に関しましては高槻電器工業株式会社・京都本社にて承っております。こちらからお問い合わせください。※外部リンク